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「あいつは優秀なナンバー2が欲しかっただけなんだ」
おれのことを誰よりも認めてくれていたのはレクトールだったし、おれはあいつの期待に応えられるように強くなろうとしていた。
でもそんな生き方は何か違うと思い始めたんだ。周りの期待や感情に振り回されて自分の気持ちを押し殺していた自分に嫌気がさしていた。
「だからおれは一人になりたかった。自分を取巻いていたすべてのものから!」
おれは・・・。 シビュラに自分のことを話し始めるとなんでこうも自分の弱さをさらけだしてしまうのか。 またシビュラは呆れ顔をしているのだろうと彼女の顔を見られなかった。
「アルフォンス、感情にとらわれるなどむなしいことだ。」 「おまえは自分に何ができるかを考え、そこから望むべき形を目指していけばよいのではないか?」 「・・・」
シビュラ、貴女はこんな未熟で無力なおれでも許してくれるだろうか。おれは彼女の足元に跪いて乞うた。
「おれは貴女の力になりたい」
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